平成３１年３月１５日　よりそい府民フォーラム

日　時　３月１５日（金）１３：３０～１６：３５

場　所　大阪府社会福祉会館　４階　４０１ホール

参加者   和田保護司

　　演題　　「わが国の犯罪動向と社会福祉の役割～外国の動向も交えて～」

　　　　講師　浜井　浩一さん（龍谷大学法学部教授）

　　　データーにもとづく明快な講義。その中で、印象に残ったもの

• 子ども時代のつらい体験により、傷つく脳

　　→両親の仲が良い事が、犯罪・非行をなくすのに重要

• 国によって「罪と罰」の概念が異なる。極端な例として

　アメリカ

　　　スリーストライク法

　　　　　前科が２回以上ある者が３度目の有罪判決を受けた場合、その者は

　　　　　犯した罪の種類にかかわらず終身刑となる。

　イタリア

　　　　障碍者や高齢者は「保護観察」や「自宅拘禁」といった拘禁代替刑が　

　　　執行される。すなわち、高齢者は刑務所に入らない。

• 司法の専門家ほど犯罪者のその後に無関心　　　

　その後、「再犯防止に向けて動き出した地域づくり」演題で、大阪保護観察

所、大阪府副支部、茨木地区保護司会、東大阪市、豊中市から報告がありまし

た。

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